森林セラピー(吉野町)
2012年3月に奈良県で初めて「森林セラピー基地」が認定された吉野町には、歴史に富んだ森林セラピロード、「神仙峡 龍門の里コース」、「吉野・宮滝 万葉コース」の2コースがあります。
- 0746‐32‐3081(吉野町役場)
- 奈良県吉野郡吉野町山口
2012年3月に奈良県で初めて「森林セラピー基地」が認定された吉野町には、歴史に富んだ森林セラピロード、「神仙峡 龍門の里コース」、「吉野・宮滝 万葉コース」の2コースがあります。
日本三百名山の1つ、「龍門岳」は、奈良時代初期には仙郷と考えられていたところで、特に『今昔物語』にある久米仙人の話は有名です。
津風呂湖は1963年(昭和36年)に津風呂川をせき止めて造られた周囲32kmのダム湖。湖面では遊覧船、ボート遊び、釣りなどが楽しめ、湖畔には桜が植えられており、ハイキングやサイクリングとしても人気です。
桜の名所として知られる吉野山は、奈良時代に役行者が修行に入り、感得した蔵王権現を桜の木に刻んだ故事から、桜を神木として保護され、献木され続け、桜の名所となったといわれています。
黒滝村内にある河分神社を起点・終点に自然林などを周遊するコース。山頂からは金剛山、葛城山、二上山などの山並みを見ることができます。
黒滝村内にある河分神社を起点・終点に自然林などを周遊するコース。山頂からは金剛山、葛城山、二上山などの山並みを見ることができます。
吉野山から黒滝村を目指すコース。修験道の中興の祖、理源大師ゆかりの鳳閣寺やお大師様ゆかりの地蔵峠を通り、道の駅「吉野路黒滝」まで歩くコース。
黒滝側の川底かわ河岩一帯に赤みを帯びた岩が連なることから赤岩と呼ばれています。
吉野熊野国立公園の中を森林浴を楽しみながら歩くことができます。豊かな自然だけでなく数々の史跡をたどることもでき、知的好奇心をかき立てられます
修験道発祥の地の大峯山山上ケ岳を目指すコースは、女人禁制のため、男性のみ参加可能
日本百名山で有名な大峯山の一部である弥山(1895m)、八経ケ岳(1915m)を目指すコース。7月初旬には天然記念物のオオヤマレンゲが咲き乱れます。
女人大峯といわれる「稲村ケ岳」を目指すコース。山頂展望台からは世界遺産の大峯奥駈道のパノラマが見ることができます。
吉野川は、古くから文化の交流や物流などが、人々の暮らしやまちの成り立ちに大きな影響を与えてきました。昭和47年には「県立吉野川津風呂自然公園」に指定されています。
世界遺産で和歌山県にある「那智の滝」と夫婦であるといわれている「宮の滝」は、落差約40mの3段の滝。新緑や紅葉だけでなく、玄関時の凍りついた様相も迫力があって美しいです。
五條市大塔町篠原には篠原滝や支流の宮の滝などの名瀑があり、四季折々の美しさを感じるスポットです
奈良県の三大梅林の一つの「賀名生(あのう)梅林」は、純白や淡い紅色の梅2万本が咲き誇ります。700年間の南北朝時代に都を追われた公家たちが賀名生の梅を歌に詠んでいることから、古くからの梅の名所だったようです。
高野辻ビューポイントでは、世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」の大峯奥駈道が通る大峯連山や真言密教の聖地、高野山の山並みが見ることができます。
晩秋から初冬にかけて朝方の気温が冷え込む日に現れる「雲海」は、多くのカメラマンの心をとらえて離さない景色でもあります。
氷点下15度以下になると木々の枝や針葉樹に氷が圧着してできる現象を「樹氷」という。
熊野に左遷された大八郎を慕って権葉村を発った鶴姫が流行病に倒れ亡くなったと伝わる地で整備された公園。360度のパノラマが広がる展望台や遊歩道、3基の風力発電などがあります。
熊野参詣道小辺路は、真言密教の聖地「高野山」と熊野を最短距離で結ぶ参詣道。途中1000m級の峠を3つも越えるハードなルートですが、石仏や地蔵、苔むした石畳など、昔の古道の雰囲気を数多く残している場所でもあります。
高野山の麓の九度山にある慈尊院から奥之院の御廟まで約24kmある参詣道には、1町(109m)ごとに町石があり、高野山表参道の道標であり、参詣者の祈りを捧げる石でもあります。
真言密教の聖地ならではの歴史や伝統文化、お寺での宿泊や写経体験、精進料理などのプログラムがそろう高野山での森林セラピーは、ほかの地域では体験することができないものです。