2014 1月 のニュース

鬼火の祭典(2/1~2/3)

吉野エリア

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「福は内、鬼も内」との掛け声で知られる吉野山の金峯山寺の「節分会」。その伝統的な行事を楽しんでもらおうと、吉野山観光協会が宿泊やいろいろなイベントを企画した「鬼火の祭典」も今年で16回目を迎えました。

キャンペーンの期間は2月1日(土)~3日(月)

宿泊セールや、4,000個の灯りを楽しめる「吉野桜燈火(はなとうか)」、鬼歩き、鬼火ライブなど、いろいろな企画が盛りだくさんです。

特におすすめなのは、1日、金峯山寺聚法殿(ビジターセンター)で行われる、「吉野山鍋‐1グランプリ」。吉野山の旅館や飲食店自慢の名物鍋の一同に食べ比べることができます。

今年は週末。ぜひ冬の吉野山へお越しください。

 

 

 

【イベントの詳細】

 

「第16回 鬼火の祭典」

期間:2013年2月1日(土)~3日(月)

 

◇吉野山鍋-1グランプリ

日時:1日(土)11:00~(先着500食、無くなり次第終了)

場所:金峯山寺聚法殿(ビジターセンター)2階

吉野山の各旅館・飲食店の名物鍋(8~10種類)を、味比べすることができます。

 

◇吉野桜燈火(はなとうか)

日時:1日(土)、2日(日)17:00頃~21:00頃

場所:銅の鳥居・仁王門・仁天門跡他

吉野杉、吉野和紙を使った行灯や赤膚焼 燈火器により吉野の夜が幻想的に演出されます。

※ロウソクに火をつける体験もできます。(16:30までに仁天門にお集まりください)

 

◇鬼の遊戯場(射的や輪投げなどの昔あそび)

日時:1日(土)2日(日) 17:00~21:00頃

場所:金峯山寺聚法殿(ビジターセンター)前広場

 

◇鬼歩き

日時:2日(日)19:00頃~20:00頃

場所:水分神社より蔵王堂、吉野駅より蔵王堂

吉野山の上千本と下千本から、練り歩き、最後は吉野桜燈火でライトアップした蔵王堂に集結します。

 

◇鬼火ライブ

日時:2日(日)18:50~20:50(約2時間)

場所:蔵王堂境内

吉野桜燈火でライトアップした蔵王堂境内で奉納演奏いたします。

出演者 ☆マーレーズ☆    和太鼓 幻創

 

◇吉野千本づき仙人ぜんざい

日時:2日(日)18:30頃~(先着1000食、無くなり次第終了)

場所:蔵王堂境内(雨天決行)

 

◇金峯山寺 節分会

日時:3日(月) 鬼踊り11:00~ 大護摩供12:00~ 福豆まき大抽選会13:00~

場所:金峯山寺 蔵王堂境内

主催:総本山 金峯山寺

 

期間中

◇土産物、飲食店 1,000円以上お買い上げの方に素敵な景品プレゼント(吉野山各協賛店)

※一部除外品があります。(タバコ・テレホンカード等)

 

◇宿泊節分セール(1日100組限定)

1日(土)~2日(日)

1泊2食付(税・サ込)民宿7,500円 (キャンペーン記念品付き) 、旅館9,000円

申し込み:各宿泊施設(2名以上(小学生以上)でご予約ください)

※小学生以上同額、小学生未満の方は、各宿泊施設へご相談ください

 

【DATA】

お問い合わせは、吉野山観光協会(0746-32-1007)まで。

受付時間:10:00~15:00まで(土・日・祝日・12月27日~1月6日を除く)

 

五條市観光協会のHPがリニューアル

五條エリア

五條市観光協会のホームページがリニューアルしました。

旬の情報や「遊ぶ」「観る」「食べる」「泊る」はこちらへどうぞ。

新町散策や、幕末天誅組など、名所をたどるウォーキングルートも紹介しています。

五條への旅にご活用ください。

【DATA】

五條市観光協会 ホームページ

http://www.gojo.ne.jp/g-kanko/index.html

ホームページからも森林セラピーが申し込めるようになりました

吉野エリア

1401_森林セラピー

森林セラピーのお申し込みが、ホームページからもできるようになりました!

便利ですので、ぜひぜひご活用ください。

「どんなことをするの?」「どんな格好で行けばよいの?」などなど。

ご不明な点がございましたら、

吉野ビジターズビューロー(TEL:0746-34-2522)

までお気軽にご連絡ください。皆様のお越しをお待ちしています。

http://yoshino-kankou.jp/therapy/therapyform.html

(文 吉野町地域おこし協力隊 森林セラピー担当 渡曾奈央)

陀々堂の鬼はしり

五條エリア

室町時代から続く、五條市の伝統行事「陀々堂の鬼はしり」。今年も1月14日に無事に終わりました。

今年で529回目を迎えたこの祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 

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「鬼はしり」とは、燃え盛る大松明(オオタイマツ)を持った父鬼(赤鬼)、母鬼(青鬼)、子鬼(茶鬼)の3匹がお寺の中を豪快に走り回り、住民の災厄を祓う行事。昼間は松明に火をつけないまま行い、夜は煌々と燃え上がる松明を掲げ、人々の幸せを祈ります。

鬼というと、悪者にとらわれがちですが、ここの鬼は「仏様の使い」。鬼役になった行者さんは、1週間、水垢離(水行)と別火精進(家族・他人とは別の火で作られた料理)で身を清め、当日を迎えます。

 

 

 

 

 

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午後4時から始まる昼の鬼はしりは、次世代の継承を願って始まった「子ども鬼はしり」や「ごく撒き」もあって、いつの間にか、たくさんの人が集まってきました。カタンカタンと木を打ちつける音が鳴り響くと、それに合わせるかのように太鼓や鐘、ほら貝も鳴り響きます。

しばらくすると、お堂正面の一番北側の戸口に父鬼が登場しました。重たそうな松明を左手に持ち、右手に持った斧を高く掲げ、ポーズを決めるその様は、まるで世の中の災厄をにらみつけているよう。そのまま、真ん中、南口の戸口へと移動し、3匹が揃います。夜には見えない松明のカタチや重量感を感じることができるのも昼の鬼はしりの醍醐味です。

 

 

 

 

1401_陀々堂の鬼走り

夜の鬼はしりは、「迎え松明」を持った火天(カッテ)役が、念仏寺近くのお寺にいる鬼を迎えに行くところから始まります。その炎に導かれ、山伏や僧侶、鬼が堂内に入り、その時を待ちます。僧侶の読経が始まると、火天役が堂内で燃え盛る松明で「水」という文字を書く、「火伏せ(ひぶせ)の行」を行い、この火祭りの安全を願います。

そのあと、いよいよ鬼の登場です。煌々と燃える松明は圧巻です。正面の3つの戸口を練り歩き、そこからは佐(スケ)役が肩に担ぎ、お堂の背面をぐるりと回る。その様は、まるで火が走っているようにみえ、そこから「鬼はしり」と呼ばれるようになったともいわれています。

熱さと重さをものともせず、人々の幸せを祈りつづけてきた鬼。その想いが、地域を守り、祭りを伝えてきたのかもしれません。

(文と写真 コミュニティライター 西久保智美)

「吉野ラインマルシェ」にくろたん登場します

黒滝エリア

吉野ラインマルシェ

 

1月25日(土)に行われる「吉野ラインマルシェ」に参加することが決まったシシ~(^^)v

電車の市場シシ~!?なんだかおもしろそうだシシ~♪(^^)/

近鉄吉野線沿線の市町村の特産品や農産物の物産展があるシシ~黒滝村からも木工品やそばにうどんなど、たくさんの物産品を販売するシシ~(^^) アッ!ぼくのグッズも販売するシシ~♪ みんなぼくに会に来てシシね~(*^^)ノシ

【DATA】

吉野ラインマルシェ

日時:2014年1月25日(土) 10:00~15:30

場所:近鉄 大阪阿部野橋駅ホーム(4番線)

ぼくのお友達の、よどりちゃんやごせんちゃん、ごんたくんも遊びに来るシシ~(*^^*)楽しみシシ~♪

(文 黒滝村 くろたん)

 

森林セラピーロード体験ツアーvol.3、始まります

吉野エリア

 

森林セラピー1 森林セラピー2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。2014年も吉野町森林セラピーをどうぞよろしくお願いいたします。

1月の中旬から3月末まで、第3弾の「森林セラピーロード体験ツアー」がはじまります。冬の季語では「山眠る」といいますが、春を待ついまの時期だからこそ味わえる静かで美しい時間があります。日常を忘れて、のんびり吉野の美林を散策しませんか。

オプションで、源泉掛け流しの温泉入浴もついています。(野趣あふれる露天風呂もありますよー)

詳しくはチラシをクリックしてください。皆様のお越しをお待ちしております。

(文 吉野町地域おこし協力隊 森林セラピー担当 渡曾奈央)

 

 

大晦日の荒神社

野迫川エリア

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2013年、大晦日の立里荒神社です。

お大師様は高野山の檀上伽藍造営に際し、鬼門にあたる荒神岳に三宝荒神を祀り、密教守護を祈願されました。造営は滞りなく行われたと伝わります。今も水難、火難、悪疫の消滅を祈願する参拝者が絶えません。

奈良の都の火を守護するのもこの荒神さんです。休憩所の屋根は積雪約50㎝、師走からこれだけ積もるのも久々です。気温は氷点下10℃。身近に北海道の気温を体感できるところで、大峯山脈の良き展望台でもあります。樹氷の美しさも定評がありますので、雪道走行の準備を完全にしてお参りください。

(文・写真 「十津川鼓動の会」語り部、和歌山県世界遺産マイスター 辻田友紀)

「紀伊山地の霊場と参詣道」10周年の情報はここで。

事務局からの伝言板

今年は「紀伊三地の霊場と参詣道」 が世界遺産に登録されて10周年を迎えます。

そのスペシャルサイトがオープンされました。写真や映像がとても美しく、心がほっと癒されます。

http://www.kiisan.jp/

また、イベントなどの情報は、Facebookで発信されるそうです。

https://www.facebook.com/kiisan

ぜひこの機会に、祈りの聖地、「紀伊三地の霊場と参詣道」へお越しください。

地域から「旬の情報」、発信します!

事務局からの伝言板

今まで吉野大峯・高野観光圏協議会が中心に情報発信をしていましたが、今年から地域で活動している人にも、地域の旬の情報を発信していただくことになりました。

そのお1人目は、「十津川鼓動の会」の語り部で、和歌山県世界遺産マイスターの辻田友紀さん。学生のころから、大峰や熊野の山々に親しみ、会社員の傍ら、世界遺産「紀伊三地の霊場と参詣道」の全エリアで参詣道の保全、ガイド活動に従事しておられます。休日は「紀伊三地の霊場と参詣道」のどこかにいらっしゃるそうです。吉野大峯・高野観光圏のエリア以外の「紀伊三地の霊場と参詣道」の情報も事務局からの伝言板にアップしてくれるとのこと。楽しみですね。ぜひ旅の参考にしてください。

あけまして おめでとうございます

事務局からの伝言板

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あけましておめでとうございます。

今年は「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されて10周年を迎える節目の年。奈良県や関係する市町村、団体によって、いろいろなイベントが企画されているそうです。

観光圏のHPやFacebookでは、いろんな情報も共有しつつ、「吉野大峯・高野」の地域情報やイベントの開催など、今年もこの地域の楽しみ方を発信していきたいなぁと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。