多宝塔

多宝塔とは、仏教建築の仏塔のひとつです。高さはおよそ15メートル。屋根の一辺はおよそ9メートル。多宝塔の内部は須弥壇と言われる壇が設けられており、その前には仏師運慶作と伝えられる重要文化財に指定されている秘仏、五智如来像が安置されています。当院の多宝塔は、北条政子が夫・源頼朝の逝去に伴い創建した禅定院の規模を拡大し、金剛三昧院と改めたときに造営することになったものです。建立は貞応2(1223)年、高野山で現在残っている、もっとも古い建立物です。また多宝塔としても、滋賀県大津市の石山寺に次いで二番目に古いものです。建立当時の朱色がほのかに残り、裳階上の白い円形部分との色合いが、背後に深々と広がる杉木立と合わさり、雄大な景観を呈しています。

infomation

  • 高野町高野山425
  • 0736-56-3838
  • 営業時間: 定休日:無休