福はうち、鬼もうち~♪
吉野山にある修験道の聖地、金峯山寺(きんぷせんじ)では、
福も鬼も「うち」。
修験道をつくられた役行者が、悪さをする鬼を法力で呪縛し、
仏法を説いて弟子にしたといういわれから、
全国から追われてきた鬼を迎え入れようとする、めずらしい節分会が行われています。
その行事に合わせ、
吉野山の女将さんたちが
初めてイベントを企画しました。
女将さんたちがアイデアを出し合って誕生した
「雪どけ鍋」は、塩、しょうゆ、豆乳の3種類のお出汁に、
メインは、大和肉鶏、大和ポーク、鴨肉からチョイス。
組み合わせによっては、
いろんなバリエーションが楽しめるお鍋で、
最後に、わたがしをトッピング。これが『雪』だったんですね。
私は、大和肉鶏を、女将さんおすすめの塩ベースでいただきました。
葛でちょっととろみがついていて、体があったまります。
あとトッピングで、大和肉鶏を追加、山芋の団子、そして鮎の一夜干し。
女将さんたちが手間ひまをかけた逸品。おいしゅうございました。